仕事のしがい
先日、誕生日の日に、お店で買い物をしました。(初めてのチャンスだったので・・・ドキドキ)。話には聞いていたのですが、レジで「ハッピーバースデー」が流れると、チョッと恥ずかしかったのですが、帰りは、ずっと幸せな気分でした‼ ありがとうございました。今回は、私一人だったので、次回は子供と一緒に来店できるといいな・・・。(花ケ島店利用のM.N.さん)
POSから、ピピッという金属音でなく、人の声で「ハッピーバースデー」が流せたらと、コープみやざきの真方常務から依頼を受け、4年後に実現できました。POSは大変複雑な制御をしていますので、当然メーカーからは簡単には受け付けてもらえません。そのため、POSの基本ソフトを自前でつくろうかとか、手間だけど外付けをして、CDプレーヤーのようなものを手で操作して、音楽を鳴らそうかとか、試行錯誤の連続でした。
ようやく、POSメーカーの協力が得られ、POSに組み込む形で完成しました。静かな場所でのテストでは「OK」となり、花ケ島店で実際にやってみると、周りの音にかき消され、組合員さんにもチェッカーさんにも聞こえない状態でした。歌うコーラスの人の音量をあげてもらったり、アンプを増設したりして大変苦労がありました。
でも、組合員さんのこのような喜びの声を聴くと、うれしい気持ちがこみ上げてきて、「仕事のしがい」を感じます。苦労が多ければ多いほど、完成の喜びは大きいものですね。「~がい」というのは、喜んでもらいたい人への、掛ける苦労の質と量のことではないでしょうかね? そう考えると「大きな努力で、小さな成果」という言葉の意味も、なるほどとうなずける気がします。
コメント
>苦労が多ければ多いほど、完成の喜びは大きいものですね。
改めて考えてみますと本当に仰るとおりですね!
また、「掛ける苦労の量と質」で変わりますよね!
投稿者: k.s | 2007年06月14日 18:52