共同購入インターネット注文と母親を気遣う息子さん
横浜に住む息子さんから「母が宮崎で、一人ぐらしで買い物も出来ないから、戸配で商品を届けてほしい」と電話がありました。息子さんが横浜からインターネットで注文して、引き落としも息子さんの口座から支払うという形で加入手続きをしました(地域責任者支援課 吉本さんが対応しました)。息子さんは「生協さんが毎週行ってもらえるので、母が元気かどうかも確認できる。それだけでも嬉しい」と言われたそうです。遠く横浜から、母を思う気持ちが伝わってきました。私たちがお届けする商品の向こう側には、それぞれの暮らしや想いがあるんだなと思いました。届けて終わりではなく、それぞれの暮らしや想いをつかみ、そこに応えられて初めて喜ばれるんだなと思いました。期待される生協でありたいし、期待に応えられるよう私自身努力していかねばと思いました。(西支所エリア長 西岡秋二さん)
このように、ITが発達して、全国どこにいても、宮崎に住んでいる母親のために共同購入が利用できるようになりました。でも「生協さんが毎週行ってもらえるので、母が元気かどうかも確認できる。それだけでも嬉しい」という裏には、母親を気遣う息子さんの心が観えます。いくらITが発達しても、インターネットや電話では、母親のリアルな顔色や息づかいに何時もは接することが出来ません。ITの時代、ITの便利さを有効に活かすとともに、ITでは補えないことを生協で出来るだけカバーしていく必要を感じました。そのためには、ITの時代といわれている今こそ、情報やデータの向こうにある、想いや気持ちを汲み取れる感性を磨かなければならないと思いました。