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システム構築にあたって“心”を先行させる

よろずサービスは片田さんが担当している。先日、小林支所職員の川崎さんから「組合員さんが今日中に庭の草取りをして欲しいということなのですが、何とかならないでしょうか?」という問い合わせがあった。事情としては、その組合員さんのご主人が厳格な方で「今日中に草を取っておくように」と言われ、奥様は困っている状況であった。川崎さんからも「応援者が見つからないときは、私がやります」とまで言われたようで、事態がひっ迫しているのがよくわかった。「今日の今日は無理ではないか?」と考えてしまうところだが、状況が状況だけに、片田さんは、すぐさま手あたり次第に応援登録者をあたりはじめ、ようやく協力していただけ録者を見つけることができ、その日のうちに無事作業を終えることができたということであった。
ここが片田さんのすごいところである。「どんなことでもご相談下さい」とは言いつつも、ご依頼によっては一瞬(ちょっと無理かもしれない)と考えてしまうこともあるのだが、片田さんや、川崎さんのように(何とかしなければ)の思いになったときには、何でもできるものである、とあらためて感じた。よろずサービスの真髄を見たような気がする。この思いを学びたい。 (生活サービスセンター長 ふちがみ ゆきひろ)

ルールや仕組み、システムなどの運用では、運用する人の心のありようで対応は大きく変わったものになります。そして、ルール・仕組み・システム自体を変えていくことにもなります。「相手を思いやれるような仕事をしていきたい」と思えば、対応もそのようになり、ルール・仕組み・システムもそれがしやすいように変えられていきます。川崎さんや片田さんの行動を知って、心のおき方の大事さを改めて感じました。

ITシステムの構築にあたって、システムエンジニアと運用側が一緒になって “その心は?”を何度も問いながら創っていく必要があると思います。システム構築にあたって”心”を先行させる必要を感じさせられた事例でした。

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コメント

うちの3人の子ども達はそれぞれ性格が違って個性的です。
先日、物事をすぐ諦めてしまう真ん中の子に一番上の子がこんな事を言ってました。
「あんたね~ダメだって思ったらホントにダメになっちゃうんだよ。出来るって思ったら出来るんだから。」
それを端から聞いてた私は嬉しかったです。頼りなくて引っ込み思案で指しゃぶりの治らない上の子がこんなにたくましく育っていてくれて。。。
思えばいつも私が言ってる言葉でした。
人に何かを頼まれたとき、物理的・時間的に無理かなと思っても最善を尽くす事。結果的にダメでもその過程で全力で頑張る事。ダメだったときは心から謝る事。臨時教師時代に私が学んで来た精神です。今は出来てるか分からないんですけど、子供には言い聞かせてます。
片田さんもきっとこんな考えで仕事されてるんでしょうね。
組合員さんの為に最善を尽くす。
ありがとうございます。

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