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2007年06月19日

温かい心に 人は集まる 善の循環の場が出来る

都城ブロック総会に初めて参加して、コープへの思いがとても大きいことを知り、「頑張らないと!」と思いました。一番気になったのは、駐車場を利用される方のマナーが悪いと言われていたことでした。障害者用駐車場にボードを付け、優しい言葉を案内したらと思い、店長に相談すると「いいですね!」と言ってくださいました。早速ホームセンターで板とペンキを買って来て、毛筆の上手な西さんへお願いすると、気持ちよく書いて下さいました。「ちいさな瞳もみつめています あなたのマナーに感謝」と書いて頂き、立派なボードが出来上がりました。小川マネジャーが、「今からの季節、濡れると汚れるなぁ」と言って、防水用のニスを2本買って来て、吹き付けて下さいました。これであまり汚れないと思います。障害者用駐車場に取り付けていると、来店された組合員さんに、笑顔であいさつされ、「ボードを取り付けてよかったなぁ」と思いました。(都北店職員T.E.さんの日報より)

ブロック総会に集まった温かい心、それを受け止め勇気を持って発信した温かい心、いいすね!と後押しした温かい心、気持ちよく書いてくれた温かい心、汚れ防止にスプレーをしてくれた温かい心、ボードを取り付けるのをみて喜んでくれた組合員さんの温かい心、やってよかったなーと思った増幅された温かい心、その日報を読んで、「ありがとう!」を書きこんだたくさんの温かい心、人の温かい心が循環しながら増幅していく場になっていることが感じられる日報でした。

このように、善の循環が生み出される場の構築に、㈱CMSも一役も二役も担っていきたいものです。

2007年06月13日

仕事のしがい

先日、誕生日の日に、お店で買い物をしました。(初めてのチャンスだったので・・・ドキドキ)。話には聞いていたのですが、レジで「ハッピーバースデー」が流れると、チョッと恥ずかしかったのですが、帰りは、ずっと幸せな気分でした‼ ありがとうございました。今回は、私一人だったので、次回は子供と一緒に来店できるといいな・・・。(花ケ島店利用のM.N.さん)

POSから、ピピッという金属音でなく、人の声で「ハッピーバースデー」が流せたらと、コープみやざきの真方常務から依頼を受け、4年後に実現できました。POSは大変複雑な制御をしていますので、当然メーカーからは簡単には受け付けてもらえません。そのため、POSの基本ソフトを自前でつくろうかとか、手間だけど外付けをして、CDプレーヤーのようなものを手で操作して、音楽を鳴らそうかとか、試行錯誤の連続でした。
ようやく、POSメーカーの協力が得られ、POSに組み込む形で完成しました。静かな場所でのテストでは「OK」となり、花ケ島店で実際にやってみると、周りの音にかき消され、組合員さんにもチェッカーさんにも聞こえない状態でした。歌うコーラスの人の音量をあげてもらったり、アンプを増設したりして大変苦労がありました。

でも、組合員さんのこのような喜びの声を聴くと、うれしい気持ちがこみ上げてきて、「仕事のしがい」を感じます。苦労が多ければ多いほど、完成の喜びは大きいものですね。「~がい」というのは、喜んでもらいたい人への、掛ける苦労の質と量のことではないでしょうかね? そう考えると「大きな努力で、小さな成果」という言葉の意味も、なるほどとうなずける気がします。